Dismaland訪問記-2 入場編
到着したDismaland前の芝生広場にはすでに長蛇の列です。
オンラインで予約した人の列と当日券の列が分かれていますが、
当日券の列はまったく動いていません。
おそらくオープンと同時の11:00からの分はすでに終了したのか、
あるいはこの日9月25日の夜間に園内で行われる特別ライブを
なんとか当日券で見ようと夜まで並ぶ列だったのかもしれません。
オンラインチケット組の長い長い列。
すでに開園時間を過ぎ、列は動いているのですが
先がどこまで続くのか分かりません。
なんか魂が抜けちゃってる人がいますね…
シルバーウィークは終わっているので日本人はほとんど見かけませんでした。
アートに敏感な若者ばかりという感じでもなく、
わりと老若男女、子供連れやおじいちゃんおばあちゃんもいました。
ぼくの滞在中はロンドンは非常に天気が良く、
この日のウェストン=スーパー=メアも快晴。
海に面した会場は風が強く寒いのではと思っていましたが、
日が照りつけてカットソー1枚で充分な気候でした。
webの記事で見かけた蛍光色ベストの係員さんがぱらぱらと見え始め、
いよいよゲートが近づいてきます。
もともとここはトロピカーナという屋外プールの跡地らしく、
地元の出身だといわれるBanksyが
廃れてしまったかつての行楽地であるウェストン=スーパー=メアを
こうやってもう一度にぎやかにしようという意図も
このDismalandというプロジェクトのひとつの目的と言われています。
出ましたハリボテセキュリティ!
ゲートも監視カメラもすべてが雑なダンボール製です。
壁には大きな銃も掛かっています(当然ダンボール製です)
数人にひとりがガードにつかまって
なにか因縁をつけられていました。
僕もこのお兄ちゃんにガッチリ眼をにらみつけられましたが
「…go.」とひと言、無事通してもらいました。
そのあといよいよ園内に入ろうというところで
リーフレットを係員のガタイのでかい長髪お兄さんに投げつけられ
地面から拾い上げる洗礼を受けました…
そしてついに!
~つづく